市選管 急ピッチで準備 衆院選受け、イベントも延期や会場変更
衆議院が解散したことを受け、総選挙が12月4日公示、16日の投開票で実施される。解散から投開票までわずか30日の短期決戦。市内でも駆け足で準備が進められている。
「選挙の日程は想定はしていたが、実際に決まってみるとあまりに短い。年末の慌ただしい時期でもあり、市民の皆様にはご理解とご協力をお願いしたい」。そう話すのは大和市選挙管理委員会の職員。
これまでにも同選管では年内解散をにらみ、市内265カ所に設置するポスター掲示板の位置確認などの準備を進めてきた。しかし、投票所や開票所などの準備は選挙日程の確定後にならざるを得ず、野田首相が解散方針を表明した翌日から市内35カ所にある投票所の手配に着手。投票所となる学習センターやコミュニティセンターでは多くのイベントが組まれていたため、主催者に日程や会場を変更してもらうなど対応にあたった。また、各投票所に2人ずつ配置する選挙立会人の調整も同時に開始。経験者を中心に70人の候補者に連絡を取っているが、年末ということもあり、確定には至っていないという。
有権者からの問い合わせも急増している。投票日に旅行の予定がある人や、これから引っ越しを考えている人などから期日前投票の場所や時期、投票地についてなど、20日までに100件を超える電話があったという。そのほか、選挙公報や横断幕の作成など、準備は山積だ。
大和市の開票所となる大和スポーツセンターも同様。投開票日に予約の入っていた団体に連絡を行い、会場や日程を変更することで同意を得たという。折衝にあたった文化スポーツ部では「快く協力していただいたおかげで会場の確保はできた。選挙当日をスムーズに運営できるよう、職員総出で準備にあたりたい」と話している。
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