大和版 掲載号:2013年1月25日号
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「能楽写真・能面展」を開催している 古谷 久夫さん 福田在住 61歳

今の自分を楽しむ

 〇…横浜能楽堂で舞われた6つの能舞台を撮影した写真と、過去7年間にわたり趣味で制作してきた能面を1月27日まで桜丘学習センターで展示している。「幽玄な能楽の世界を身近に感じてほしい」との思いで作品展を企画した。「雰囲気が伝わったら」と微笑む。物語の解説や能面を作る道具、材料も紹介し、わかりやすさにも工夫をこらした。

 〇…能楽に”はまった”のは7年前。国立能楽堂で舞台を初めて鑑賞した。「喜びや憂いなど、豊かな表情の面(おもて)にくぎ付けになった」。その感動にいざなわれ、、小田原の面打工房に通い出した。ひとつの面を仕上げるには4カ月以上がかかる。「どんな物語で使うのか?」と能の専門書とにらみあいながらの制作。彫りを進めるほどに奥深さを知り、能楽堂にも通いつめ、2年前からは「華麗に舞う美しさを残したい」と能楽写真も始めた。

 ○…横浜市出身。子どもの頃から手先は器用だった。「鉱石ラジオで放送を聞くのがイケてる男子の条件」との思いで工業高校へ進み、電気メーカーの技術職に就いた。22歳で神奈川県の職員に転職し、主に教育関係を担当。経験を積み責任が重くなるにつれ、家庭をかえりみる余裕もなくなっていた。57歳の時、突然右目の視野が欠ける病に侵された。「自分が大黒柱、辞められない」と仕事を続けようとしたが、「『生活は2人で頑張れば大丈夫。もっと人生を楽しもう』と妻が言ってくれた。そのひと言で肩の力が抜けた」。早期退職を決め、第二の人生を楽しむことになった。

 ○…20代から続けているカメラはこだわりも人一倍。過去にも「白鳥」をテーマとした写真展を開催するなど本格的だ。9歳年上の奥さんには、「結婚以来、今でも頭があがらない」。一番の楽しみは、夫婦での国内旅行。「あえて観光地以外に行くのが、思わぬ出会いがあって面白い」と今年の予定も計画中だという。
 

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