渋谷中学校 先輩が人生訓 「天使のパン屋」宇佐美総子さん
大和市立渋谷中学校(小川輝夫校長)で1日、同校の1・2年生と地域住民を対象にした教育講演会「人生の選択肢」が行われた。
講師を務めたのは『幸せをはこぶ天使のパン』(主婦と生活社)の著者で、タレント、司会業などでも活躍する宇佐美総子さん(42)。いちょう団地の出身で、下福田中時代に小川校長の教え子だったことから同校が依頼。「地元のためになるのなら」と宇佐美さんが快諾したことで、今回の講演会が実現した。
宇佐美さんは現在、夫で元競輪選手の多以良泉己さんと共に鎌倉で「天使のパン屋」も経営。競輪レース中の事故で障害を負った多以良さんが、リハビリで始めたパン作りがテレビなど各種メディアで取り上げられ、現在は予約しても9年待ちの状態だという。
講演では自らの経験を踏まえ、夢をかなえる方法や挑戦することの大切さなどを、柔らかく語りかけた。最後には生徒からの質問にも丁寧に答えていた。
講演後、宇佐美さんは「地元に貢献できて嬉しかった。私もそうでしたが、中学生くらいの時はまだ世界がせまい。人生は何でもあり。人に喜ばれることをやっていればミラクルも起こせるということを伝えたかった」と話していた。
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