3月17日に開催される「やまと国際交流フェスティバル」の実行委員長 山田チョンアさん 西鶴間在住 42歳
思い込んだら一直線
○…大和市内に住む外国人と日本人を結ぶ「国際交流フェスティバル」の実行委員長を務める。「美味しいものを食べて笑い合えば、言葉や文化の壁は簡単に吹き飛んでしまう」と笑う。大和駅東側プロムナードの会場には、ペルー、インド料理など市内の人気店が軒を連ね、特設ステージでは各国の音楽や民謡が鳴り響く。「1日で世界旅行に出かけた気分を味わえるお得なイベント。家族で遊びに来て欲しい」と微笑む。
○…南林間で韓国食材など扱う商店を営む。韓国料理の屋台をフェスティバルに出店したことをきっかけに4年前に実行委員に立候補。日本人を含む20人ほどの委員会には、スペイン、モンゴル出身者など国際色豊か。会議は体力を使い切るほど白熱する。「思いもつかないアイデアが飛び出る。知れば知るほど他の国のことが大好きになった」と目を輝かす。
○…韓国釜山に次ぐ大都市、大邱(テグ)の生まれ。子どもの頃から、思い込んだら一直線な性格。得意だった絵の才能を活かし、美大に進学。念願のデザイン会社に就職するも、思い描く仕事には出会えなかった。25歳の時、「どこかに私の居場所がある」と突如会社を辞め、預金をはたいて単身で日本へ。「海外生活は毎日が新鮮。無鉄砲、でも進んでよかった」と振り返る。貿易会社で働く中で”海外放浪”が趣味のご主人と意気投合し、「この人しかいない」と2カ月でスピード結婚。「長く日本にいるつもりはなかったのに、かけがいのない大切な故郷になった」。
○…小学3年生と幼稚園児の2児の母。「我が家は世界料理が標準」と台所には各国の調味料がずらりと並ぶ。「多少失敗しても、それが私の味」とにっこり。『サザンオールスターズ』の大ファン。気分が上がってくると、夜中でも歌い出してしまうとか。「常に『ing現在進行形』なのが私。いつも明るく前向きでいたい」と明日を見つめる。
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