大和版 掲載号:2013年4月19日号
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台湾から300人が来日 元少年工へ、万感の思いで歓迎準備

文化

江ノ島で休日を過ごす少年工たち
江ノ島で休日を過ごす少年工たち

 旧日本海軍の高座海軍工廠(こうしょう)で働いた元台湾少年工とその家族を招く「留日70周年歓迎大会」が、5月9日にハーモニーホール座間で開かれる。大和市内で準備を進める関係者が市民の参加を呼び掛けている。

 歓迎大会は10年ぶり3度目になる。元大和市議長の石川公弘さん(78)らが準備を進め、大会会長は森喜朗元総理が務める。李登輝元台湾総統(90)を主賓に招き、講演も依頼した。

 相鉄線さがみ野駅の北側にあった高座海軍工廠では戦闘機「雷電」が製造されていた。戦況悪化にともなう人手不足のなか約8千人の台湾人少年が海を渡り製造に従事した。

 1992年に元少年工が大和市を訪問。出張中だった市長の代わりに応対した当時の石川議長が、舎監の息子だったことで交流が急展開した。同年に石川さんが訪台すると、翌年には大和市で留日50周年歓迎会が開催され、台湾全土から1400人が来日。その返礼として元少年工から寄贈されたのがふれあいの森の台湾式あづま屋・台湾亭だ。

 60周年にあたる2003年にも同様の歓迎大会が開かれ740人が来日。60年遅れの卒業式では「仰げば尊し」の大合唱が会場に響き渡ったという。

 300人が来日する今回の70周年歓迎大会について石川さんは「おそらく最後になると思う」と万感の思いで準備を進めている。

 歓迎大会は午後1時から。一般参加は参加費5千円か賛助金1万円が必要。問い合わせは大会事務局(橋本電気工事(株)内)/【電話】046・264・5300。
 

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