座間と大和に住む女性ら26人の女声合唱団「三色すみれ」(牧恵美子代表)が5月4日(土)に、初の自主公演を開く。創立10周年を記念するコンサートでは、趣向を凝らした演出とともに馴染み深い合唱曲を披露する。
同合唱団は、高座みどり幼稚園(大和市)の保護者コーラスグループに入っていたメンバーによって、2003年に結成された。女声合唱のソプラノ、メゾソプラノ、アルトから「三色すみれ」と名付けた。60歳から80歳まで26人が在籍し、両市のコミュニティセンターで活動している。
これまでに座間市民芸術祭やコミセン主催のイベントに出演してきたが、自主公演は一度も行ったことがなかった。10周年コンサートを開く意見が出たのは1年半前。企画・運営のノウハウがなく不安もあったが、「目標があるからこそ頑張れる。チャレンジしよう」と開催を決定。1年かけて、曲目の選定、会場選び、チラシ作り、合唱の練習と準備を進めてきた。「団員みんなで意見を出し合いながら企画を練ってきました。その分、思い入れは強いです」と牧代表は話す。
アットホームに
公演では、観客が合唱団を身近に感じ、イベントをより楽しんでもらおうと、曲ごとの解説を設ける。曲が生まれた時代背景や、作曲者に関する雑学、歌詞の意味を紹介する。
演奏曲目は30曲。「通りゃんせ」や「かごめかごめ」などのわらべ歌から、「あなたは愛されるために生まれた」や「青い地球は誰のもの」などメッセージ性の強い歌も披露する。団員の石代礼子さんは「アットホームなコンサート。リラックスして、温かい気持ちで楽しんで下さい」と話し、牧代表は「大人はもちろん、子どもにも来場して欲しい」と呼びかけている。
会場は相模大野駅北口徒歩5分の相模女子大学グリーンホール。午後1時30分開場で、2時開演。入場無料。問い合わせは牧代表【電話】046・255・4454。
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