大和市はこのほど、スポーツを市民に浸透させるための行政運営の指針となる「大和市スポーツ推進計画」の案をまとめ、20日から意見公募手続き(パブリックコメント)を開始した。7月の運用開始を目指している。
2011年に国が新たにスポーツ基本法を制定した。この法律では地方公共団体がスポーツ推進計画を定めるよう努めることが明記されたことから、大和市では同年9月から計画案づくりを進めてきた。
20日市が示した計画案では、計画期間を第8次大和市総合計画の計画期間と同じ2018年度までとし、スポーツを「する」「みる」「支える」の3つの視点から基本目標や成果指標を設定して各種背策を体系的に位置付けている。
「する」スポーツでは、生涯スポーツや健康づくりのための「総合型地域スポーツクラブクラブ」の創設。「みる」スポーツではトップレベルの大会などの誘致。「支える」スポーツでは活動に必要な活動の場の提供や、女子サッカーのなでしこ参戦を視野に入れた将来のホームタウンチームの育成も明記している。
計画案の策定を通じて市は、市民アンケートやスポーツ推進審議会、教育委員会での意見収集などを通じて素案を修正。主要政策としてすでに推進している女子サッカーへの支援を手始めに、「子どもから高齢者まであらゆる活動の支援や既存の活動団体への支援などにもつなげていきたい」としている。
計画案はホームページのほかスポーツセンターなどでも閲覧できる。パブリックコメントは6月19日まで。問い合わせは市スポーツ課/【電話】046・260・5474へ。
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