「第37回神奈川大和阿波おどり」が、7月27日(土)と28日(日)の両日、大和駅周辺で開催される。
新橋通りの催事が起源のこのお祭りは20人程の実行委員会が大会を自主運営している。実行委員長の栗城健さん((株)ジェー・アール・シー)、副委員長の中島康次郎さん(大和式礼)、長谷川雄一さん(和興建清(株))をはじめ、総務・広報・ボランティア・グッズ・交通警備・連渉外・商店会・進行・会場設営・環境の10の役割を分担している。
今回は美化活動を支える「環境委員会」に焦点をあて、代表の玉川榮さん(60)=写真中央に話を聴いた。
大会の屋台骨
「ゴミ・ではなく、資源と書いていただければ…」
6月下旬に開かれた第4回実行委員会。2時間が経過した会議の終盤でそう発言したのが玉川さんだった。
「私たちが回収しているのは、ほとんどが資源なので、そういうつもりでみんな作業にあたっているので」
玉川さんは、市内でリサイクル業を営むかたわら、12の事業者でつくる大和市リサイクル事業協同組合で代表理事を務めている。
阿波おどりの大会運営には2005年から携わるようになり、07年から実行委員として参画している。「プレーヤー」と呼ばれる踊り手に当時提供された、数千本にも及ぶスポーツドリンクの空きペットボトルを回収する役割を担った。
今では、簡易トイレの設置から管理、資源物・ゴミの回収まで大会の美化全般を担う屋台骨でもある。
昨年は2日間でアルミ缶やスチール缶、ビン、ペットボトルといった資源物395キロをはじめ、可燃・不燃のゴミの全てを延べ13人の作業員で引き受けた。
玉川さんは「最近はプレーヤーの皆さんもよくゴミを拾ってくれます。会場では、目についたゴミをみんなで拾ってくれればありがたいですね」と、笑顔で話している。
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