第23回参議院議員通常選挙の投開票が21日にあり、改選121議席のうち自民・公明の連立与党があわせて76議席を獲得する圧勝を果たした。大和市の開票結果をまとめた。
【投票率】
大和市では当日有権者18万6463人のうち9万6834人が投票した。選挙区の投票率は51・93%で前回比1・10ポイント減、県内58市区町村のうち11番目に低い投票率だった。市内で最も投票率が高かった投票所は、つきみの学習センターの53・78%、最も低かったのは渋谷小学校の32・73%だった。
【選挙区・比例区】
定数4を11人で争った選挙区は、トップ当選の島村氏が大和市でも2位に8千票差をつけ2万9765票を獲得。松沢氏も2割に迫る票を集めた。佐々木氏は比例で公明党が獲得した票よりも約5600票上積みする支持を集めた。牧山氏と畑野氏は僅差の戦いだったことが分かる。
比例は明暗がはっきりと分かれた。自民・みんな・共産の3党が昨年末の総選挙から支持を拡大した一方で民主と維新はともに大幅減。みんな・共産は2年後の統一地方選に向けた党勢拡大にはずみがつきそう。
菅原氏「惨敗」
比例には元大和市議の菅原直敏(35)氏がみんなの党から立候補。全国から2万1135票を集めたが神奈川以外では票が伸びず、党内比例候補15人中、10番目の得票数で落選した。 昨年末に続き国政に挑んだ菅原氏は、江田憲司党幹事長の支援を受け、地元の大和市と江田氏地盤の横浜市青葉区と緑区の街頭を中心に選挙運動を展開。大和市からは得票の4割にあたる8860票、青葉区・緑区からは合わせて4171票を集めたが及ばなかった。
本紙の取材に菅原氏は「惨敗でした。地元への恩返しは念頭にありますが、しばらくは政治と距離を置き、自分に不足している生活基盤や社会経験を積みたい」と述べた。
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