大和市議会(大谷仁議長)が明日5日、議会内で練り上げた議会基本条例の素案を市民に説明し、意見を求める市民説明会を開く。会場は大和市勤労福祉会館3階ホール。午後1時半から。
市議会では2007年10月に、当時の議会運営委員会が議会基本条例の先進自治体だった三重県伊賀市の市議会を視察。同年12月から翌08年夏まで議会内に設置された当時の議会改革検討協議会で、条例制定に向けた検討組織を議会内に設置することを決めた。
この流れをつくった07年の視察は、前年に大和市が自治基本条例を制定し、北海道栗山町で全国初の議会基本条例が制定されたことを踏まえたものだった。
2011(平成23)年の統一地方選挙を経て、12年2月に全8会派を代表する委員10人で「議会基本条例検討協議会」(河崎民子会長)を設置。今年9月まで29回の会議を重ね、素案をまとめた。原則公開会議を延べ41人が傍聴した。
市議会では9月20日に条例素案への市民意見公募を開始。10月21日まで意見を募り、5日の説明会で寄せられた意見も参考に最終案をまとめ、12月定例会での制定を目指す。
大谷仁議長は「議会改革の一環として約1年半にわたり議会基本条例案の策定を進めてきた。今回の市民説明会に多くの皆様にご参加いただき、ご意見を賜りたい」と述べ、説明会への参加を呼び掛けている。
条例素案は、議会改革を念頭に置いた全9章22条。市議会ホームページなどで公開されている。
問い合わせは大和市議会事務局/【電話】046・260・5503へ。
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