漫画家が表紙画提供 市民活動センターの広報紙
「あの手、この手」10月号を手にする大澄さん
中央林間西に住む漫画家・大澄剛さん（29）が、大和市民活動センターが発行する広報紙『あの手、この手』の表紙を10月号から手掛けている。
この広報紙は、毎月１日の発行でＡ４サイズの４ページ仕立て。市内のボランティアなど市民活動の情報などが掲載されている。センターに登録している２５０団体のほか、一般向けにも５００部を無料で配布している。
大澄さんは、23歳で小学館からデビューし、南林間や中央林間など市内を舞台にした作品も手掛けている。現在はＷＥＢマガジン「ゴラクエッグ」（日本文芸社）で子役をテーマとした漫画『このゆびとまれ』を連載している。
そんな大澄さんの存在を知った市民活動センターのスタッフが、広報紙のイメージ一新を目的に今年８月に表紙の作画を依頼した。大澄さんは「大和の風景をもっと描きたいと思っていたのでうれしい」と快諾。スタッフによると「無償で引き受けてくれた」という。
担当するのは、10月号から来年の３月号までの６号分。「駅」をテーマに、季節感や人間模様を描いていく予定だ。10月号は「中央林間駅」。駅で恋人の帰りを待つ女の子が描かれている。
問い合わせは、大和市民活動センター／【電話】０４６･２６０・２５８６へ。
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