今月8日にフィリピン中部を襲った台風30号(ハイエン)の被害を受けて、南林間にあるカトリック大和教会(長澤幸男主任司祭)が支援活動に乗り出すことが13日に分かった。
同教会では、16日から17日にかけて開く日本語とポルトガル語、スペイン語の典礼儀式(ミサ)で長澤神父が信者らを前に支援を呼び掛けるほか、缶詰など保存がきく食糧を中心とした物資の提供も募ることにしている。
長澤神父によると、同協会の信者は約1100人。6割を占める外国人のうち400人がフィリピンの人だという。神父は「助けないといけない、という思いがある。義援金や物資を募り日本赤十字や現地の教会などに送りたい」とし「東日本大震災で日本が受けた恩返しにもなる」とも話す。
フィリピン・ルソン島出身で南林間に住むパート従業員のメリトナ斉藤さん(46)=写真左は「友人の兄がレイテ島にいて子ども3人が行方不明になっている。毎日お祈りしているけど心配です」と涙をこぼす。
外務省の調べによるとフィリピンはキリスト教国で国民の83%がカトリック。
医療支援が大切
市内の病院で通訳として働くマニラ出身の石間リサさん(50)は「レイテのことはテレビで知りショックを受けた。すぐに支援を始めてくれた日本に感謝している。医療支援も必要になるはず」と話している。
※本紙では支援活動の情報を収集しています。
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