大和商工会議所(宮東悠会頭)主催の地域活性化事業「得する街のゼミナール」が、2月1日から28日まで開かれ、市内43店舗で50講座が行われる。本紙では2014年注目事業の一つとして運営に協力、注目していく。
商店主らが講師となり、それぞれの専門知識や特性を少人数のゼミナール形式で伝授するのが「まちゼミ」。
客と商店主が交流することで、客は生活に関する知識を深め、楽しみ、店はファンづくりになり、地域の活性化につながるのが「まちゼミ」の特徴。
愛知県岡崎市で10年ほど前に始まったこのイベントはすでに全国各地へと拡散。行政も注目する地域活性化事業となっている。
神奈川県内では今年2月の大和での開催が昨年6月の横須賀に次ぐ2カ所目となる。「まちゼミ」を大和に持ち込んだ大和商工会議所では、20代の若手職員が中心となり、周囲のベテラン職員が事業をサポート。昨年11月の産業フェアでは大和駅周辺の22店舗を対象にプレ開催するなど2月の本格実施に向けて準備を進めてきた。
99%が「満足」
11月に2日間で実施したプレ開催では全23講座に103人が参加。会議所が実施したアンケート調査(93人から回答)によると、市内からの参加者が86%で市外からも11%が参加した。この内、女性が75%、男性は19%だった。
参加形態は個人が最も多く47%、友人や親子、夫婦での参加もあった。年代別では30代から60代がそれぞれ20%前後で、70代12%、10代4%、20代の参加者はいなかった。職業別では主婦の37%、休日の開催だったこともあり会社員が20%いた。
参加者の74%が「大満足」、25%が「満足」と答えたことからも、まちゼミの有効性がうかがえる。
応援ブログも
1月24日(金)発行の本紙で「第1回やまとまちゼミ」の参加店舗や講座内容、各店舗の開催日を発表し、同日から参加の受付が始まる。
さらに運営を応援する「やまとまちゼミのブログ」(http://ameblo.jp/yamato-machizemi/)も有志により開設され、情報発信が始まっている。
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