大和市が今日10日から、深見地域と桜ヶ丘地域でコミュニティバスの実験運行を始める。6月末まで運行して課題を抽出して、来年1月からの本格運行に備える。運賃は1乗車あたり小学生以上150円。
10日に運行を始めるのは大和駅小田急口の停留所から、光丘中、大和東小、大和小、市立病院、市役所、保健福祉センターなど22カ所の停留所を経由して鶴間駅東口を行き来する2路線と、桜ヶ丘駅東口から上和田小、大和南高校、宮久保自治会館、上和田中、宮久保公園、桜丘コミセン、桜丘小など19の停留所を経て桜ヶ丘駅東口へ戻る1路線の計3路線。
鶴間駅、大和駅、桜ヶ丘駅を出発する始発の第1便は午前8時で、終便の午後5時40分から午後6時30分まで1時間におよそ3本、20分間隔で1日あたり90便を運行する。この運行水準について市は「他市のコミュニティバスと比較しても高い水準」だとしている。
深見地域の運行区間は7・2キロ、桜ヶ丘地域は7・9キロ。運行は両地域ともに相模中央交通に委託する。
全域をカバー
大和市は2002年の道路交通法改正を受けて路線廃止された市内バス路線を補うため、鶴間駅以北の東側(北部)と大和駅以南の西側(南部)で、1乗車あたり運賃100円で利用できるコミュニティバス「のろっと」の運行を1日あたり23便規模で始めた。
「のろっと」がカバーできない相模大塚地域、中央林間西側地域では昨年10月に1日120便の実験運行が始まり、12月末までに1万7340人が利用した。
今回の新路線開通でコミバスの運行本数は1日あたり233便となり、市内のほぼ全域にコミバスが網羅されることになる。
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