大和天満宮(山本孝司宮司)で15日、ご神体を正殿から仮殿に移す仮殿遷座祭が執り行われた。周辺で計画が進む再開発事業により本殿が取り壊されるため、地域内の大和南自治連合会館内に移された。
終戦直後に厚木基地内の空神社から持ち出された祠(ほこら)をもとに、大宰府から天満宮を勧請した大和天満宮は、菅原道真公を祭神とする学問の神様として、戦後68年間にわたり大和駅周辺の復興と発展を見守り続けた。
午後8時に天満宮を出たご神体は、白装束に身を包んだ氏子総代により白い絹で覆い隠されながら、100メートル離れた大和南自治連合会館内に移された。
地域の工務店が寄進した仮殿に移されたご神体は、この場所で再開発ビルの完成を待つ。
新たな社殿が造営される大和市の複合公共施設は、2016年7月の竣工をめざし工事が進められる。
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