大雪、市内に影響 積雪30cm超えた箇所も
本州の南海上を急速に発達しながら進んだ低気圧の影響で8日、関東地方の広い範囲で雪が降った。大和市では午前10時55分に大雪警報が発令され、翌日以降も路面凍結など各地で影響が出た。
大和市消防本部によると8日の最低気温は午前7時55分のマイナス1・6度。消防本部の観測によると、北分署(下鶴間)では積雪33cmを記録した箇所もあった。大雪・暴雪警報が発令された昨年1月14日に市内で観測された積雪20cmを大きく上回った。
また、雪の影響で西鶴間1丁目と3丁目の約千世帯で、午後1時10分から2時58分まで停電した。
12人が怪我で搬送
大和警察署管内では、8日から9日にかけて雪によるスリップによる交通事故が25件発生した。
大和市危機管理課によると8日から10日までに12人が転倒などで救急搬送され、このうち後頭部打撲・頸椎捻挫(70代女性)、腰部・頭部挫傷(80代女性)、左肩脱臼(80代女性)、打撲(30代男性)の4人が中等症の怪我を負った。
大和市教育委員会によると、週明けの10日、安全を考慮し全小学校19校が始業時間を2時間遅らせた。中学校は通常通りだった。
大和市街づくり総務課によると、市内に6路線あるコミュニティバスは8日と9日の両日は全線が運休。10日は路面凍結の影響で5路線が運休、11日は2路線が終日運休し、1路線が正午まで運休した。そのため通常運行は12日からとなり、市民の足にも影響を与えた。
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