「次への備えが大切」 石巻西高生らが市内で講話
東日本大震災で被災した宮城県立石巻西高校の生徒8人と同校の齋藤幸男校長を招いた講話と交流会が、15日に大和市消防本部で開かれた。
これは一般社団法人やまと災害ボランティアネットワーク(市原信行代表)が、震災直後から同校のある宮城県東松島市に支援に赴いていた縁から実現した。
当日は降雪の影響があったものの、柏木学園高校の生徒を始め市民ら約30人が参加。自分の家が流されたり、友人を津波で失ったりしたという被害の状況や、今後の夢を語る石巻西高校の生徒の言葉に、真剣に耳を傾けていた。
齋藤校長は「現在は『震災後』と言われるが、次に震災が起こるまでの『震災間』だという意識を持つことが大事。過去の前例にとらわれず、まず自分の安全を確保することに尽力してください」と語りかけた。
その後は生徒同士によるディスカッションも行われた。
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