大和市は2月20日に2014年度当初予算案を発表し、2月25日開会の市議会第1回定例会に上程した。一般会計は前年度比17・6%増で、過去最大となる773億4千万円となった。
一般会計の歳入の柱となる市税収入は349億4800万円。このうち市民税収入は前年より71億7千万円多い170億200万円を見込んだ。個人市民税は税制改正による増収を見込み2億9900万円増の146億9800万円。法人税も前年度より4億1800万円多い23億400万を計上した。
市債発行額は、前年度に比べ70・9%増の77億6970万円を計上。14年度末の市債残高は前年度より45億3128万円増加の382億3580万円となる見込み。
第4地区に69億円
歳出では、大和駅東側第4地区再開発関連事業として69億5715万円、消費税率の引き上げに際し臨時的な措置として給付金を支給する「臨時福祉給付金事業」に6億4157万円、「子育て世帯臨時特例給付金給付事業」に3億990万円を計上した。
また農林水産省横浜植物防疫所大和圃場(南林間)の跡地を防災機能を備えた公園として整備するため、国から当該地を購入する費用の一部として3億7030万円を組み込んだ。国との契約に向け準備を進め、3か年に分けて1・2ヘクタールの用地を取得し2019年度の供用開始を目指すとしている。
新年度の主な事業は次のとおり※カッコ内は予算額▽4地域でコミュニティバスを本格運行(3億2688万3千円)▽公園に健康遊具を設置(7043万8千円)▽市内全域の防犯灯をLED化(6009万9千円)▽防犯カメラ200台を新設(1億9583万3千円)▽待機児童解消へ定員拡大(3億364万9千円)▽放課後寺子屋(2302万5千円)▽中学卒業までの医療費助成(1065万6千円)▽第3子以降の給食費補助(1153万3千円)▽スポーツセンターの施設改修(6050万2千円)▽全市立小学校と中学校3校にタブレット型パソコンを整備(1億7355万円)―。
予算案などを審議する市議会定例会は2月25日から3月24日まで。
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