警察署員もAED習熟 消防本部と協力し実戦訓練
大和警察署(菅原保署長)でこのほど、大和市消防本部の救急救命課員を招いてのAED(自動体外式除細動器)の適正使用実戦訓練が行われた。消防本部と合同での訓練は県下で初めてとなる。
大和警察署では2011年12月から神奈川県の保健医療政策として、署のロビーに1台、ミニパトカーを除くパトカー7台にAEDを搭載している。また今年の6月1日から、大和署管内の12派出所と1駐在所にAEDが配備されることを受け、取り扱いの習熟を目指して今回の訓練を企画した。
2月25日、26日、3月5日に行われた訓練には、署外で活動する約200人の署員が参加。救急救命課員の説明を受けながら患者形の模擬人形を使用し、AEDの使い方を学んだ。
訓練を受けた署員は「雨天時や心臓ペースメーカーの装着者への対応も学ぶことができた。AEDが必要な時は、パトカーを呼び止めてほしい」と話していた。
大和市では3月1日現在、公共施設に84台、コンビニに86台、郵便局に14台、幼稚園・保育所に34台、協力事業所に77台の合計295台のAEDが設置されている。
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