過去最多106人が入団 大和市の少年消防団
大和市少年消防団第22期生の入団式が4月26日に市保健福祉センターで行われた。今年度は市内全19の小学校から応募があり、男子団員67人、女子団員36人の計106人が入団。過去最多の人数となった。
同消防団は1993年に43人で発足。防火に関する知識や技術を得ると共に、団体行動を通じてマナーを身につけることも目的としている。市内在住の小学4年生から6年生が対象で、月に2回ほど消防本部に集まり規律訓練や消火器の取り扱いなどを学ぶ。
夏休み中の1泊研修や、日帰りの研修も行っており、昨年は東京消防庁を訪問してハイパーレスキュー隊を見学したという。また、AEDの使用方法や心肺蘇生法などを消防職員から教わることができ、卒団までに普通救命講習の修了証を受け取ることもできる。
昨年11月には県内で唯一、一般財団法人日本防火・防災協会から「優良少年消防クラブ」として表彰された。
大和市消防本部予防課によると、団員の増加が顕著になったのは2011年から。募集期間を延長したこともあり、それまで40人前後だった応募者が78人に増えたという。
同課では「東日本大震災以降、防火や防災に関する意識の高まりの表れでもあると思います。団員たちには将来、地域の防災を担う人材になってほしい」と話している。
23期生の募集は7月1日から開始される。問い合わせは消防本部予防課/【電話】046・260・5778へ。
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