NHK朝ドラ「花子とアン」 縁(ゆかり)の品見つかる 聖セシリア創立者 伊東静江さんと交流
NHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』の主人公として注目を集める翻訳家で童話作家の村岡花子さんの足跡が南林間で見つかった。
村岡花子さんは、モンゴメリの『赤毛のアン』を日本に紹介した明治から昭和に活躍した翻訳家・童話作家。1929年に南林間に大和学園高等女学校(現聖セシリア)を創立した伊東静江さんと同年代で、女性の地位向上のため尽力した盟友だったという。
今回見つかったのは、1937年に発行された学園新聞に掲載された村岡さんの寄稿。伊東さんについて「新しい知識を十分にお持ちになり、新しい時代にふさわしい日本の娘を育てるには最も優れた理想的な教育家であると存じます」と文章を寄せている。
今年の4月、資料を整理していた所、「花子とアン」を見ていた職員が村岡さんの名前に気付き、発見された。現物は2度の火災により焼失しているが、当時の教員の家族から寄せられたコピーが保存されていた。
伊東さんの孫で現理事長の伊東公子さん(65)は「祖母との縁を知り、より親しみを持って放送を楽しみにしています」と話している。なお、ドラマでは吉高由里子さんが村岡花子を演じている。
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