路可(ろか)の絵巻物を公開 聖セシリア 青葉祭で
学校法人大和学園・聖セシリア(南林間)で幼稚園から短大までの生徒、保護者、職員が参加するイベント「青葉祭」が5月25日(日)に開催される。催しの一環として、大正から昭和にかけて活躍した画家・長谷川路可の絵巻物が小学校講堂「八角堂」で公開される。
長谷川路可は、聖セシリア創立者である伊東静江さんの私設聖堂(東京都狛江市)に日本初のフレスコ壁画とされる『聖母子像』を制作し、同学園でも美術を担当するなど縁の深い芸術家。
今回公開される『喜多見聖堂縁起絵巻』 は、路可の1929年の作品で、『聖母子像』の制作の様子などが描かれている。世田谷区喜多見教会に保管されていたが、昨年8月に成城教会と統合されたことを機に、壁画と共に聖セシリアに寄贈された。
壁画は常設されているが、絵巻物は修復作業が済んでいないことから、公開は青葉祭当日1日のみとなっている。同学園では「歴史的にも価値がある作品。多くの人に見てもらえれば」と話している。午前10時から午後3時まで。入場無料。問い合わせは、同学園/【電話】046・274・3234へ。
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