入院患者に癒しのひととき 大和市立病院でコンサート
大和市立病院(五十嵐俊久院長)で2日、同院の入院患者に「癒しの場」を提供し、心のケアに繋げることを目的にしたコンサートが院内講堂で開催された。
このコンサートは、市民や市民団体、事業者と市が互いに提案した事業を協力して実施する「協働事業制度」を活用したもの。今回は、同院が「入院患者の『癒しの場』提供事業」を企画し、協働事業者を募集。市民団体「LickLuck(リックラック)」(五十嵐優(ゆう)代表)が同事業に賛同し、開催された。
「LickLuck」は、昭和音楽大学出身の3人で結成。電子オルガン、鍵盤ハーモニカ、ジャンベ(アフリカの太鼓)などを使い、高齢者施設などで積極的に演奏活動を行っている。
この日は、入院患者とその家族ら71人が参加。「オリンピックファンファーレとテーマ」「川の流れのように」などの曲や季節の童謡「かたつむり」「あめふり」など全10曲を披露。参加者も一緒に歌ったり、手拍子をしたりして午後のひとときを楽しんでいた。本田努さん(36)は「入院生活中にこのようなイベントがあると気分がリフレッシュでき、とても良かったです。」と話していた。
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