初期消火で延焼を防止 上草柳の3人に感謝状
大和市消防本部(木下弘消防長)は7日、初期消火に協力があったとして、大和市上草柳在住の柏弓彦さん(33)、安達昂さん(25)、叶雨舒さん(24)の3人に感謝状を贈った。
3人は4月7日の午前0時40分頃に上草柳で発生したアパート火災に遭遇。出火した部屋の隣に住む柏さんは警備会社の依頼により、隣室を確認。煙が充満し、床から炎が上がっているのをみて窓ガラスを破壊して初期消火にあたった。また別隣りに居住する安達さんと叶さんも、ゴミ箱に水を汲むなどして柏さんの初期消火に協力。延焼の拡大防止に尽力した。
木下消防長は、「現場は住宅密集地域で、火災の発見が遅れれば隣接建物に燃え広がる可能性が高かった。皆様の迅速な初期消火により、大きな被害を防ぐことができた」と3人に謝辞を述べていた。
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