軟式野球大和オールスターズ 東日本大会で準優勝 70歳以上のチームが快挙
70歳以上で組まれた野球チームによるトーナメント戦「第15回東日本選抜古希軟式野球大会」が、6月13日から16日にかけて宮城県で開催され、市内から出場した「大和オールスターズ」(中村数豊代表)が準優勝した。
大和オールスターズは1983年、平均年齢54歳の軟式野球チームとして誕生した。結成のきっかけは、高座渋谷にあった串カツ店の常連たちが「大和に中高年だけの野球チームを作ろう」と盛り上がったこと。早速、市の広報に募集記事を掲載し、20人の応募があったことから始まった。
現在は40歳以上の「ミドル」、60歳以上の「還暦」、70歳以上の「古稀」の3チームで活動。古稀チームには70歳から78歳まで21人が所属し、週2回の練習や試合を重ねている。
今回の東日本選抜大会には山梨、長野、新潟、岩手などから32チームが出場した。大和オールスターズは、初戦でオール仙台(宮城)と対戦。最終回に2点をもぎとり2-1で逆転勝利をおさめると、続く2回戦も古希千葉シルバーボーイズを延長戦の末、9-4でくだした。3回戦は茨城のひたちなかクラブと対戦し4-3の接戦を制し、準決勝では沼田アトラス(群馬)に9-4と快勝した。
迎えた決勝戦の相手は、甲子園出場経験のある投手を擁する妻沼甲友クラブ(埼玉)。序盤は粘ったものの中盤に突き放され5-11で敗れ、準優勝となった。
古稀チームの安西直道主将(70)は「残念だがこれが今の実力。来年こそリベンジを果たして優勝したい」と話している。
チームでは現在もメンバーを募集している。問い合わせは中村代表/【電話】046・269・3764へ。
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