「三位一体」で災害に備え 中央林間小で宿泊訓練
自治会、学校、市が連携し、大規模災害を想定した宿泊訓練が明日13日(土)に中央林間小学校で開催される。主催は市立中央林間小学校避難所運営委員会(片山佐久会長)。
この訓練は、災害時に避難生活施設を速やかに設置し、適切な運営ができるようにと2010年から隔年で開催されており、今回が3回目。10年には100人、12年には122人が参加している。
当日は各自治会会員のほか市危機管理課、消防本部職員、同校職員、PTA関係者らが参加。地区の一時避難所に避難した後、避難路を確認しながら中央林間小へ移動。到着後、避難所名簿に記入するなど、実際の災害時と同様の行動をとる。
また、豚汁の炊き出しやアルファ化米の試食、スタンドパイプ消火資機材の取り扱い訓練、初期消火訓練、起震車による地震体験、AEDや簡易担架の取り扱い訓練なども予定されている。豚汁の食材は近隣のイオンつきみ野店、東急中央林間店が地域貢献の一環として協力しているという。
問い合わせは同小/【電話】046・276・2821へ。
運営委員の拡充を
大和市危機管理課によると、大和市内では小・中・高校33校が避難所に指定されており、そのうち19カ所23校に避難生活施設運営委員会が設置されている。同課では「地域の皆様に安心していただけるよう、現在も各自治会や学校と調整を進めている。早い段階で運営委員会の全校設置を目指したい」としている。
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