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大和版 公開:2014年10月3日 エリアトップへ

青年海外協力隊としてバングラデシュに派遣される 永井 龍太郎さん 桜森在住 24歳

公開:2014年10月3日

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悩む時間があるなら進む

 ○…「地域の人とのコミュニケーションを大切に、彼らの身になって、彼らの生活がよりよくなるように努力したい」。急速な経済成長と人口集中による都市環境問題が課題となっているバングラデシュの南ダッカ市の廃棄物管理局に派遣される。ゴミ問題の現状把握を主に、清掃意識の向上に取り組む。「不衛生な環境が原因で亡くなることも多いと聞いています。2年という短い期間ですが、自分のなすべきことを見極めて過ごしたい」

 〇…昨年の春、観光を目的に2カ月間インドに一人で旅に出た。一見きらびやかに見える都市の裏側は、衝撃的だった。そこには、ゴミや排水にまみれた人々が暮らしていた。「もともと世界に行きたいという気持ちは強かった。でもこの旅で自分のやるべきことが決まった」。帰国後、青年海外協力隊の試験に合格。出国前の訓練で支えになったのが派遣先の公用語でもあるベンガル語。「良くなるよという意味の『バロホロ』。現地でたくさん使いたい」と思いを込める。

 〇…厚木市出身。高校進学と同時に大和市へ転居。関東学院大学で社会環境システムを専攻した。就職は「直感が大切。悩むより進め」と植木職人の道へ。学校、公園、個人宅の庭を腕一本で仕上げる先輩の背中は魅力的だった。「『しゃべりやすいからまた来てね』なんて、見習いの僕にもお客さんは優しくて」と微笑む。一方で「生活にゆとりがある人のための仕事」と揺れていた。1年が経とうとした日「困っている人のために働きたい」と退職を決意。「迷惑をかけたけど、後悔はしていない」

 〇…息抜きは大型バイクで行く月1回のツーリング。一眼レフのカメラを持って、きれいな花や景色を撮ることが楽しみだという。家族は母と父と妹の4人家族。「何かを決める時に、反対も賛成もしない母の『思う通りに行ってきなさい』という言葉がうれしかった。笑顔で帰ってきたいです」

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