市内在住橘麦さん 出演映画まもなく公開 NMB48藤江れいなさんと共演
市内在住の女優・橘麦さん(36)が出演した映画『いつかの、玄関たちと、』(勝又悠監督)が10月18日からテアトル新宿、TOHOシネマズ小田原ほかで公開される。
この映画は、『はい!もしもし、大塚薬局ですが』『オードリー』などでティーンエイジャーの揺れ動く心を描き、国内外の映画祭でも高い評価を得ている新鋭・勝又悠監督(33)が手がけた長編作品で撮影は小田原市内で行われた。
舞台は山に囲まれた美しい田園風景が広がる神奈川県の町・下村。18歳の女子高生「あやめ」と、駆け落ち同然で家を出ていた年の離れた姉「すみれ」との葛藤や家族愛を描いている。
主人公「あやめ」役には、「NMB48」の藤江れいなさん、その姉「すみれ」役を橘さんが演じる。
橘さんは、23歳で文学座付属演劇研究所を卒業し、舞台、映像を中心に活動している演技派女優。出演作には、TVでは、TBS花王愛の劇場『うちはステップファミリー』、映画では、『252-生存者あり-』、『反駁』、『のぶ子の日記』など数々の作品に出演している。
高い演技力を監督も評価
勝又監督が2012年にメガホンをとった制服を来た女子しか愛せない男の屈折した愛を描いた長編映画『See You』を観た橘さんが、監督の感性に共感。前作『月が綺麗ですね』(2015年公開予定)のオーディションを受け、「高い演技力」(勝又監督)との評価を得て主演。その実力が買われ、今作で2度目の勝又作品の出演となる「すみれ」役を射止めた。
橘さんは、人生に疲れた女性「すみれ」を演じるにあたり、食事制限を行い、やつれた様子を表現するなど役者魂をみせた。姉妹がそれぞれ思いのたけをぶつけあうクライマックスでは、時間を忘れて演技に没頭したという。
「家族や大事な人を思い出す作品だと思います。たくさんの人に劇場に足を運んでほしい」と橘さん。
初日は舞台挨拶も
10月18日の公開初日を記念して、橘さん、藤江さん、勝又監督らによる舞台挨拶も予定されている。TOHOシネマズ小田原(【電話】050・6868・5023)では午前10時の回、テアトル新宿(【電話】03・3352・1846)では午後9時の回を予定。
「いつかの、玄関たちと、」公式ホームページ(http://itsugen.jp/)とフェイスブックページでも最新情報を公開している。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|