県が進める緊急財政対策の出先機関の見直しにより、厚木県税事務所との統合で3月31日をもって閉鎖された旧大和県税事務所(中央5の1の4)。大和商工会議所(宮東悠会頭、会員約2700人)では10月27日に臨時議員総会を開き、旧大和県税事務所の取得に向けた関連議案を上程し賛成多数で可決した。
商工会議所が入っている商工会館(中央1の5の40/建物・自己所有、土地・公有財産の無償借入)は耐震基準前の1975年に建設されており、会館管理運営委員会などで老朽化への対応が審議されてきた。閉鎖となった旧県税事務所は現商工会議所から1本道を挟んだ場所にあり大和駅からも近く、地域の産業拠点である商工会議所の所在地として適していることから、現会館の建て替え案の延長上で代替案として浮上。今春に会館取得特別委員会を組織し、同委員会や常議員会などで取得に関する検討を重ねていた。
旧県税事務所の敷地面積は1738・48平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造り地上3階、地下1階。延床面積1479・85平方メートル。
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