神奈川県は2014年第52週(12月22日から12月28日)のインフルエンザの定点当たりの患者報告数が「35・86」になり、警報レベルの基準値となる「30」を超えたため、1月7日に県内に「インフルエンザ流行警報」を発令した。
前シーズンでは2014年第4週(1月20日から1月26日まで)の時点で警報レベルに達しており、今シーズンは1カ月ほど早い。
インフルエンザの発生状況は厚生労働省が取りまとめており、全国約5000の定点医療機関を受診した患者数を把握して、週1回発表している。大和市などの発生状況の報告を行っているのは、大和市と綾瀬市を管内とする神奈川厚木保健福祉事務所大和センター。管内に定点医療機関11カ所を設けている。
第52週には大和センター管内でも警報レベルの「36・64」の報告があった。第1週(12月29日から1月4日、記事内マップ参照)は「7・09」に下がったものの、第1週は年末年始で医療機関の休診が多かったこともあり、インフルへの注意が引き続き必要だ。1月に入り大和市内の小・中学校の学級閉鎖は報告されていない(13日現在)。
大和センターでは「せきエチケットや予防でのマスク着用や手洗い、帰宅時のうがいなどを励行してください。また、抵抗力を付けるために休養やバランスのとれた栄養摂取も心がけてください」と話している。
|
|
<PR>
大和版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>