2015やまと成人式の実行委員長を務めた 白石 桜子さん つきみ野在住 19歳
まず目の前の事に全力
〇…「参加者が集まってくれるか不安だったけど、1600人以上が来場してくれて本当に良かった」。新成人6人を中心に15人のメンバーで昨年6月から会議を重ねてきた。大和市に関するクイズ大会、市内のロケ地情報や市に関するアンケート結果などを詰め込んだ冊子づくりなど、市の魅力発信にも尽力。式典終了後は、ほっとした様子で「すごい事に関われたんだなあ、と感動しちゃいました」と笑みを浮かべる。
○…2歳上の姉が実行委員をしていたことから興味をもち18歳から参加。「1年目は見ているだけ。それでも先輩たちが目の前でアイデアを形にしていく様子は本当に面白くて。自分の代でやりたい事が浮かんだ」。その時から温めてきたものが式典会場で流したビデオメッセージだという。委員たちと街を回り恩師など約30人のコメントを3カ月がかりでVTRにまとめた大作。「生の声が新成人の心に届いたら嬉しい」
〇…オランダで3歳まで過ごし、帰国後は横浜市へ。小学校5年で大和市へ越してきた。引っ込み思案な性格を変えようと高校ではバンドを結成。「文化祭のライブは最高に盛り上がった」とはにかむ。その興奮が忘れられず早稲田大学進学後は放送研究会へ。音響などステージ作りを任され、裏方のやりがいに燃えている。将来の夢はまだ決めていないが「まず目の前の事に全力で取り組む。その中にやりたいことはきっと出てくるはずだから」
〇…社会勉強のため、週2回は地元のパン屋さんで売り子のアルバイト。「憧れの人はお母さん。いつもパワフルで笑顔。周りに人がどんどん集まってくる。そんな大人になりたい」。母と行くアイドルグループ「嵐」のコンサートが何よりも楽しみだという。父、母、姉と家族全員で初詣に行くのが白石家の決まり。今年は成人を迎えた特別な年。「自分で決断できるようになる。これを誓いました」と微笑んだ。
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