大和市では、多発する振り込め詐欺被害を防ぐため、固定電話に取り付けて迷惑電話を知らせる「迷惑電話チェッカー」の無料モニター募集を開始した。通常は月額667円(税抜)かかる機器を多くの人に利用してもらうことで、詐欺被害の撲滅を図る。
「迷惑電話チェッカー」は、通信事業者・ワイモバイル(株)の製品。迷惑電話として登録済みの番号から着信があると、音声と光で注意喚起する。迷惑電話の番号情報は全国の利用者全体で共有されており、2万5千件が登録されている。この情報はネットワーク回線を通じて、自動的に更新されるという。
無料モニター募集は、市と同社、同じく通信事業者のソフトバンクテレコム(株)の3者が協力して行うもの。設置期間は開始日から2016年11月末日まで。期間終了後、ワイモバイル(株)と契約すれば、有料で継続することもできる。
対象は市内在住の家庭で、自宅固定電話で番号表示サービスを導入していること、期間中1回のアンケートに協力することなどが条件となる。貸し出しは1世帯につき1台まで。募集は300台で先着順。
希望者は、市生活あんしん課または各コミセンで配布されている申込書に記入の上、〒150―0043東京都渋谷区道玄坂1―22―8朝日屋ビル3F(株)ピーツーモバイルエージェンシー内ワイモバイル迷惑電話ちぇかーモニター事務局へ申し込みを。3月31日締切。
問い合わせは市生活あんしん課【電話】046・260・5162へ。
イベントでも受け付け
市生涯学習センターで2月21日(土)に開催される「第1回大和市自治会交流フェスタ」でも、同機器の申し込みを受け付ける。ホールロビーに設置される特設会場で申し込み書を記入し提出すれば、当日に持ち帰ることができるという。時間は午前9時から午後4時まで。生活あんしん課では「市内に住む両親や祖父母のために、子どもさんが代理で申し込むこともできます。ぜひ利用して欲しい」と呼びかけている。
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