各都道府県出身者が集まり、催しや交流を行っている「県人会」。大和市内ではこれまで15の県人会が「大和市全国県人会連合会」(駒形光祥会長)に登録されていたが、2月27日に新たに8県人会が登録され、総数が23となった。
今回、増えたのは栃木、愛媛、静岡、高知、茨城、熊本、石川、宮崎の各県人会。5月の「やまと市民まつり」や10月の「全国ふるさとまつりうまいもの市」、11月の「やまと産業フェア」への出店を視野に、活動を広げていく予定だという。
20年をかけて
大和市に県人会が誕生したのは1989年。鹿児島県出身の竹下連幸氏が、同郷の士を集めて鹿児島県人会を発足した。その後、他県の出身者にも輪が広がり、山形や新潟でも県人会が作られていった。
2000年には大和商工会議所が「大和全国県人会発足会」を開催。その時には11県の出身者が参加したという。順調に会が増えていく中、取りまとめを行う会の発足を望む声が高まり、2004年に大和市全国県人会連合会が発足。初代会長には前述の竹下氏が就任した。
市もバックアップ
県人会の盛り上がりを受け、大和市は2009年の組織改編に伴い、「市民活動課協働・ボランティア・県人会・市民活動支援担当」を新設。各県人会への入会案内や、新規立ち上げの相談などを行っている。連合会の駒形会長は「市や商工会議所の支援に感謝しながら、次年度は日本の半分を超える29県人会を目指したい」と話している。
県人会に関する問い合わせは市民活動課【電話】046・260・5103へ。
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