花のお寺として「かながわ花の名所100選」にも選ばれている常泉寺(福田)で「黄瑞香」(キズイコウ)が見頃を迎えている=3月10日撮影。
黄瑞香は、枝が三つに分かれていることで知られる三椏(ミツマタ)の原種。高さは2から3mで良い香りがある。樹皮は優良な和紙の原料にもなる。
「花浄土への道」と呼ばれる参道に植えられた三種類の三椏のなかで一番大きい花を咲かせる。お彼岸の頃には、「黄花三椏」と「赤花三椏」も開花し、参道を華やかに彩る。
三椏は、3月末から4月上旬ぐらいまで楽しめるという。
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