元気会と大澄剛さん（前列中央）
南林間・中央林間駅周辺の飲食店有志で結成した「ＹＡＭＡＴＯ元気会」（上村匠代表）が、中央林間西在住の漫画家・大澄剛さん（31）による市内８駅のイラスト展を６月20日（土）から８月31日（月）にかけて開催する。
同会は、若手メンバーを中心に飲食店ならではの地域貢献、活性化を目的に２００９年に立ち上げた有志の会。南林間、中央林間エリアの６店舗が参加している。南林間駅前周辺の清掃活動や、大和市の特産品である芋焼酎「和み」を使ったオリジナルセットを作る「和みｓｔａ」など、地域と連携した活動に取り組んでいる。
大澄剛さんは、22歳の時、小学館からデビュー。これまで『家族ランドマーク』（小学館）『このゆびとまれ』（日本文芸社）、『千代に八千代に』（双葉社）など６冊の単行本を発表している。漫画の中には、市内の店や公園など背景が多数登場し、地元への思いも深い。
今回、「漫画という切り口で、地域を盛り上げる大澄さんとコラボレーションしたい」という元気会の呼びかけに、大澄さんが応える形で企画が実現した。
６店舗をめぐる
イラスト展では、大澄さんが大和市内８駅の様子を描いた８枚を展示。このイラストは、２０１３年から１５年に大和市民活動センターの広報紙『あの手この手』の表紙として描いたもの。店内に１枚から２枚を展示し、各店をめぐってもらおうと企画している。
参加店は、ＴＡＫＣＡＦＥ、珍満、麺屋のすけ、ＰＯＲＣＯ ＲＯＳＳＯ、白夜、鳥一番の６店舗。上村代表は「食事やお酒と共に、イラストを楽しんでもらいたい」と話している。
問い合わせは、ＴＡＫＣＡＦＥ【電話】０４６・２７２・４７６０へ。
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