国の経済対策交付金を活用したプレミアム率20%の「にぎわいやまとプレミアム商品券」が大和市でいよいよ9月1日から、6万セット(販売総額7億2千万円)が事前申込みで当選した人たちに販売される。プレミアム商品券の販売は大和市でははじめて。そこで本紙では紙面特別企画として、大木哲市長と発行する大和商工会議所の宮東悠会頭に、商品券による地域消費喚起、地域経済振興への期待などを語ってもらった。
地域消費を喚起
大木市長「プレミアム商品券の発行ありがとうございます。事前応募状況などはいかがでしたか」
宮東会頭「市内在住、在勤の人が対象の事前申込みは、出だしはそれほどでもなかったのですが締切りが近づくにつれて応募数が増えてきました。最終的には2万2千人を超える人から8万3317冊の希望があり、8月11日には公開抽選会を実施し当選者を決めさせていただきました。20%プレミアムの反響は大きかったですね。商品券が使える登録店も846店舗(22日現在)になっています」
大木市長「地域で購買するよい機会になります。私は市政に『健康都市やまと』を掲げておりますが、なかでも歩くということは健康づくりに欠かせないことだと思っています。買い物することは日常的に歩くことにつながります。お店の人との会話など、暮らしのなかでの歩きや会話は健康の源といえるでしょう」
宮東会頭「せっかくの機会ですから、地元の商店街などを歩きながらその良さや魅力に触れていただきたいですね。プレミアム商品券で購入するとさらに特典を用意している取扱店もなかにはあります」
大木市長「商工業の発展は市の活力そのものといえます。私は視察などで地方都市を訪れますと、住宅需要のある元気なまちは駅前の不動屋さんの数が多いと感じています。大和はそういう意味では活気があります。今後日本はいまだかつてない超高齢化社会に突入します。県内でも出生率が高い本市においても、その影響は免れません。大和市では昨年『60歳代を高齢者と言わない都市』宣言をして、マスコミ等で大きく取り上げられました。幅広い年代に活躍していただける施策を推進しており、県内1の充実度を誇るコミュニティバスもその一環です。市内の買い物にコミュニティバスを大いに活用していただきたいですね」
宮東会頭「会社の数は10年前に比べ約10%減っています。商店が元気なまち、賑わいのあるまちにしようと、我々商工会議所でもさまざまな取り組みをしています。9月に開催する『まちゼミ』はお店を知ってもらうきっかけづくりになっており、毎回参加された方に好評です。創業者支援にも力を入れており、セミナー等の支援プログラムを用意しています。相談室を充実させた新会館開設に向けた準備も進めています。プレミアム商品券ではぜひ多くの店に足を運んでもらいたいですね。それには我々も魅力ある店づくりを積極的に図っていかなくてはいけません」
大木市長「地元で消費される総額7億2千万円というのは大きな額です。地域経済の振興につながることを確信しており、大きな期待を寄せています」
|
|
<PR>
大和版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>