大和市立南林間中学校出身の富井千秋さん(秦野高3年)が、9月26日(土)から和歌山県で開催される国体の女子バスケットボール県代表として出場する。
富井さんは小学2年からミニバスを始め、緑野ホーネッツに所属。中学入学時は155cmだったが、3年間で170cmにまで成長。合わせてポジションはG(ガード)からF(フォワード)へと変遷し、174cmになった今、自身を「オールラウンダー」と呼称する。小学生の頃、高身長だが3P(ポイント)も打て、インサイドプレイも出来る三谷藍選手を見てから、「自分もこうなりたい」と憧れたという。
秦野高校では今年、創部以来初の関東大会に出場。インターハイ県予選でも3位になり、優秀選手賞にも輝いた。秦高・安藤謙市監督も「抜群」と太鼓判を押すのはディフェンスの読み。5人で守りながら「ここに2人つけば相手は嫌がる」など、瞬間瞬間で変わる状況の先を読む。また、試合の流れが悪いときには「自分が流れを作りたい。そのためにいる」と言ってのけるのは「バスケのために生きてきた。誰よりも好きな自信がある」というバスケ愛。そのバスケ好きたるや、小学生の時、雨が降っていても屋外ゴールでシュートを打っていたほどだ。
しかし自惚れることは無く、「国体に選ばれたのは自分の力じゃない。ミニバス、中学、高校のいい指導者と、いいチームに恵まれたから選ばれた」と振り返る。県代表として、「弱音を吐かず、自分の出来ることをやりきる。代表としての自覚を持ちプレイしたい」と抱負を話した。
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