来年7月の参院議員選挙から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられる。それを踏まえ、学校法人柏木学園高校(深見西)と同大和商業専修学校(深見東)で11月13日、本物の投票箱や記載台などを使っての生徒会選挙が実施された。
教育現場での選挙の啓発事業に取り組んでいる大和市選挙管理委員会が協力して行われたもの。まもなく選挙権が与えられる生徒たちに、実際の選挙に近い雰囲気を体験してもらい、投票の大切さや有権者となる責任について考えてもらうことを目的としている。
当日、両校では生徒会長と副会長、書記、会計を選ぶための選挙が実施された。選挙管理委員会は、実際の選挙で使用される投票箱や記載台などを用意し、学校内に選挙と同じような投票会場を設営。さらに担当者が選挙に立ち会うなど、本番さながらの雰囲気を作り出した。
生徒たちは投票用紙を受け取ると、記載台に向かい、真剣な表情で候補者の名前を記入。立会人役の同校生徒が見守る中、投票用紙を本物の投票箱に投じた。
柏木学園高校3年で生徒会選挙管理委員長を務める枡田明さんは「今回の選挙は、生徒一人ひとりが投票についてしっかりと考えるきっかけになったと思います」と話した。
|
|
<PR>
大和版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>