大和市下鶴間の鶴林寺境内にある「下鶴間不動尊」で1月28日、新春恒例の初不動尊まつりに併せてだるま市が開かれ、近隣住民らで賑わいをみせた。
このだるま市は縁起物のだるまを地元でも購入できるようにと1960年頃から毎年初不動の日に開かれているもの。下鶴間連合自治会や大和商工会議所下鶴間支部、鶴林寺世話人会の協力で行われている。
PRに一役
今回初めて同寺の階段下に設置され参拝者らの目を引いていたのが、約1m立方の張りぼてのだるま。寺の役員を務める下鶴間在住の長谷川賢太郎さん(72)が制作したものだ。1月に入り関係者が集まった際にPRの必要性が議題に上り、絵心のある長谷川さんが一役買って出た。長谷川さんは女竹やコピー用紙、水性塗料などを使い3日間で仕上げたという。開催日の数日前から置かれただるまは、近くの幼稚園の園児らに「赤いドラえもん」と大人気に。この日訪れた人々も携帯電話のカメラで撮影していた。長谷川さんは「だるま市を知らない人も増えてきた。伝えるきっかけになれば」と話した。
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