大和市はこのほど、新採用職員研修の一環として、「規律訓練」と「消防用設備取扱訓練」を市消防本部で実施した。
これらの訓練は、職場での協調性や団結力を高めると同時に、災害時に来庁者の安全を確保するための初期対応力を身に付けることも目的としている。今回は、身近な防災組織である消防団の役割や活動についての理解も深めてもらおうと、市内在住の消防団員を講師に迎えた講義も行われた。
この日は、午前の部、午後の部合わせて、55人の新採用職員が参加。消防本部職員指導のもと、「規律訓練」では基本姿勢や挨拶、整列を、「消防用設備取扱訓練」では、屋内消火栓やスタンドパイプ消火資機材の取り扱い方法などを習得した。
参加した街づくり推進課の伊藤大貴さんは「この研修を通じて、守ってもらう立場から守る立場に変わったことを実感した」と話していた。
市では4月1日から今年度の新採用職員対象の研修を実施しており、4月1日採用の60人と、昨年7月、10月採用の5人の計65人が、地方自治や接遇、市の沿革などを学んでいる。
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