放課後の空き教室などを利用して、児童が宿題や授業の予習・復習に取り組む「放課後寺子屋やまと」。事業を実施している市教育委員会では、今年度から制度の利用ができる対象を全市立小学校の全学年に拡大した。児童の学習習慣のさらなる定着を図る。
「放課後寺子屋やまと」は、市教育委員会が2014年度から行っている児童のための学習支援事業。児童が授業だけでなく、放課後も学習支援を受けることで、学習習慣と基礎学力の定着を図ることを目的としている。
2年目となる昨年度は、市内の小学校6校では全学年を対象に、そのほかの市立小学校13校は4年生から6年生を対象として実施していたが、今年度から全ての市立小学校で対象を全学年に広げた。
この寺子屋やまとで児童は、宿題や授業の予習・復習など個別の課題に取り組む。また、教室内には教職経験者の「コーディネーター」と教員免許を持っている「学習支援員」らが配置されており、児童の疑問や質問に対応。子どもたちがわかる楽しさやできる喜びを実感できるような環境を整えている。
この取り組みは、各小学校とも週3回実施しており、午後5時まで(11月から3月は午後4時30分まで)。人数制限はなく、希望する児童はだれでも参加できる。1年生は5月末以降から参加可能(各小学校で異なる)。なお、これまで必要だった事前の登録が今年度から不要となっている。
市教委では、「実施日・参加方法などについては、各小学校で配布している『放課後ひろばだより』を参照してほしい」と話している。
|
<PR>
大和版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>