大和市は5月26日の市長定例記者会見で、AEDなどの位置情報をスマートフォンやタブレット端末を使って確認できる新たなサービスを提供すると発表した。これは無料の地図アプリケーションソフト「MAPS.ME」を利用するもので、今年8月からサービスを開始する予定。自治体が同アプリを活用してAEDなどの位置情報を提供するのは全国で初めて。
このサービスは、市と連携協定を結んでいる青山学院大学との共同開発により実現。市がAEDなどの設置位置を提供し、それらの情報をもとに同大学の古橋大地教授と学生たちが地図を作成、アプリ「MAPS.ME」に反映させる。
このアプリでは、市内に設置されているAEDとスタンドパイプ消火資機材各352カ所、消火栓1392カ所、防火水槽313カ所の位置情報と現在地からの距離が表示されるほか、機材の取り扱い方を動画で見ることができる(設置数は今年5月1日時点)。1度ダウンロードすればインターネット回線遮断時にも本体内に保存されているマップデータと、現在地を把握できるGPS機能を使って各地点までの距離が表示されるので、災害に強いアプリとなっている。
アプリはスマートフォンやタブレット端末などで無料で利用することができる。サービス開始は今年8月を予定している。
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