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大和版 公開:2016年7月1日 エリアトップへ

青年海外協力隊としてヨルダンに赴任する 伊澤 朝子さん 西鶴間在住 30歳

公開:2016年7月1日

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世界に笑顔を咲かせたい

 ○…独立行政法人国際協力機構(JICA)の「青年海外協力隊平成28年度1次隊」として、7月から2年間ヨルダンに赴任する。現地では、パレスチナ難民の子どもたちが通う学校で、美術の授業を支援する予定だ。「子どもたちが楽しく、自由に絵を描いてくれることが目標」とやる気に満ち溢れた表情で話す。

 ○…「何かに導かれているのかも」と感じるようなタイミングでの海外赴任決定だった。慶應大学でアラビア語を学び、シリアに短期留学。中東に住む人々の心のあたたかさに魅かれた。一方で、子ども好きだったことから卒業後は教員の道を志し通信課程を経て小学校の教員に。2014年に難民支援ができる「青年海外協力隊」の説明会に参加したが、このときは決心がつかず断念。しかし中東への熱い思いは潰えず、NGOが主催する中東の勉強会などに参加しながら、今回の募集に至った。「色々な経験をして今回の赴任となり、喜びでいっぱいです」

 ○…幼少期から美術に興味があり、卵パックで工作することが好きだった。高校では美術部に所属する傍ら、「ドレスクリエイト部」の創設にかかわった実行力の持ち主。海外に興味を持ち始めたのは中学生のころだった。転機の一つとなったのは、中学3年のときに発生した「9・11」。「宗教は何のためにあるのか」など深く考えるようになり、美術的な興味も相まって中東に興味が向いていった。

 ○…「自分の周りの人が幸せでいられるような人生にしたい。身近な人たちが幸せでないと、自分も幸せになれません」。これから海外で奮闘する彼女の「幸せのものさし」は、身近なところにあった。「自分の周りが幸せでないと、遠くの幸せなんて考える余裕がないから」と率直に語れるのは、世界を他人事ではなく「自分ごと」で捉えているから。「でも私、幸せの感度は高いんです」と屈託なく笑う姿には、雰囲気を一瞬にして明るくする力があった。

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