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大和警察署管内 振り込め詐欺、被害1億円 前年1年間の総額超える

社会

掲載号:2016年10月21日号

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 大和市と綾瀬市を所轄する大和警察署管内の、今年1月から9月までの振り込め詐欺の総被害額が1億円を超えたことが分かった。昨年1年間での合計被害額を、9月末時点ですでに上回っている状況だ。

発生件数は県内ワースト

 大和警察署管内では、1月から9月末の時点で51件、約1億540万円の振り込め詐欺被害が発生。件数は、県内全警察署の中で最も多くなっている。

 昨年1年間の大和署管内の発生件数は42件で、総被害額は9970万円。今年は、3カ月を残した時点で、すでに件数、被害額ともに昨年1年間の総合計を超えている。10月に入ってからも、すでに数件の被害が発生しており、前年を大きく上回ることは確実だ。

還付金詐欺が増加傾向

 内訳をみてみると、地域では大和市内が40件、綾瀬市が11件。

 種類では、息子や孫などを装って電話をかけ、「会社のお金が入った鞄をなくした」「女性を妊娠させた」などの理由で現金を用意させて、だまし取る「オレオレ詐欺」が34件。郵便やインターネット、メールなどを通じて、実際には発生していない利用料金などを請求し、現金を振り込ませる「架空請求詐欺」が9件。市町村の職員などを装い、税金や医療費などの還付金があるとだましてATMを操作させ、口座間送金で振り込ませる「還付金詐欺」が8件となっている。

無人ATMを悪用

 大和署によると、最近は還付金詐欺が増えているという。手口としては、高齢者を電話でスーパーや駅などに設置されている無人のATMに誘い出し、還付手続きを装って金を振り込ませるというもの。

 同署では「ATMを操作してお金が戻ってくることは絶対にありません」と冷静な対応の必要性を話す。

3つの対策

 大和署では振り込め詐欺防止のため、主に3つの対策を行っているという。

 1つめは、高齢者が金融機関で百万円を超える金額を引き出す際に、一律で警察への通報をお願いする全件通報。2つめは無人ATMへの警察官の配置。3つ目は高齢者宅への戸別訪問を通じた注意喚起。

 担当の生活安全第一課によると、被害にあった高齢者のほとんどが、振り込め詐欺のことを知っていたという。「それでもだまされてしまうのがこの詐欺の特徴。だまされないと思っている人ほど、被害に遭いやすい」と、注意の呼びかけを行っている。

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