大和市シルバー人材センターの新理事長として陣頭指揮を執る 片山 鑛藏(こうぞう)さん 平塚市在住 66歳
支えあい暮らしの安心を
○…理事長に就任して5か月が経った。「色んなことにチャレンジしていきたいですね」と意欲を見せる。押し寄せる高齢化の波。「元気なシルバー世代が介護が必要な人をサポートして社会貢献していく。そういう時代に入ってきました」。社会のニーズに合わせた団体の在り方を、理事らと検討会で探っていきたいと熱く語る。「家事支援サービスなども充実させたい。電球交換や家具移動など、ちょっとしたことも年を取ると大変になってくるのです」。会員になり仕事をすると収入に。「お年寄りが孫に何かを買って上げることで、経済は回っていきますよ」。信念が伝わってくる滑舌の良い語り口は、人を魅了する。自治会や地域包括支援センターなどとも連携して、「皆が支え合って安心して暮らせるまちにしたい」と言葉に力が入る。
〇…伊勢原生まれの平塚育ち。1969年に大和市役所に入庁した。主に技術畑を歩み、道路や下水道などを担当。渋谷土地区画整理事業での所長、市民経済部長などを務めた。定年後はシルバー人材センター常務理事、自治会連絡協議会の事務局長などを経て現職に。自ら手掛けた道路整備などを通し、利便性が良くなる地域をずっと見守ってきた。「大和は駅も多く便利で住みよいまちです」
〇…趣味はバイク。16歳から50年乗っているという。かつては1300や1100CCに乗り、日本全国を走ったことも。九州のやまなみハイウェイの夜明けは、一番の思い出に残っている。バイクの魅力は「やはり風を切って走ること」。複数でのツーリングもするが、一人で走るのが好きだという。「テントを持参しての野宿専門。旅先での人との触れ合いが好きでした」。今はもっぱら、夫人との車でのドライブが専門に。テレビを見て、思わず名物たい焼きを求めて車で遠出するという行動派。孫の成長も楽しみの一つだ。公私共にパワフルな新理事長の舵取りに注目が集まる。
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