11月3日、文化の日に大和市文化創造拠点「シリウス」がオープンした。開館記念式典に先駆けて行われたテープカットには市長らが参加。掛け声に合わせて一斉にテープにはさみが入れられると、会場は大きな拍手に包まれた。
テープカットに参加したのは、大木哲大和市長、名誉館長の根岸英一氏、菊地弘大和市議会議長、甘利明衆議院議員、大和駅東側第4地区市街地再開発組合理事長の蒲生文衛氏、直木賞作家の青山文平氏、画家の及川正通氏。
メインホールで行われた開館記念式典では、挨拶や祝辞のほか、大和市文化芸術顕彰表彰式も実施。文化芸術賞に青山文平氏と及川正通氏、文化芸術振興賞に岩本翠氏、文化芸術未来賞に大塚亨氏がそれぞれ選ばれ、トロフィーが贈られた。
式典を締めくくったのは、神奈川フィルハーモニー管弦楽団によるオーケストラ演奏。真新しいホールにドヴォルザーク「新世界より」が響き渡り、観客は聴き入っていた。
名誉館長に根岸氏「次世代に活用してほしい」
大和市文化創造拠点「シリウス」の名誉館長には、市内出身で2010年にノーベル化学賞を受賞した根岸英一氏が就任した。
開館記念式典でのあいさつでは「次世代の子どもたちに大いに活用してもらいたい」と話した。
根岸氏は1935年生まれの81歳。終戦後に当時の大和町に転居し、大和小、大和中に進学した。
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