長年にわたり、在宅の寝たきり高齢者、認知症高齢者または一人暮らしの高齢者に対して奉仕活動を続けてきた団体に贈られる「神奈川県高齢者福祉関係功労者表彰」。今年度の受賞者に、福田3丁目で活動する「松寿会友愛チーム」が選ばれた。
メンバーは、代表の黒瀧よしえさん(68)をはじめ、足立芳江さん(78)、上野容子さん(75)、保田清子さん(75)、福島喜美子さん(72)、小宅定子さん(72)さんの6人。福田3丁目を二つの区画に分け、現在はそれぞれ6人ずつ、合計で12人の高齢者見守り活動をしている。
活動を始めたのは今から9年前。黒瀧さんの呼びかけで集まった。このチームが心がけていることは「そっと見守る」。相手のプライバシーを尊重し、つかず離れずの奉仕をしている。「私たちも、相手も、互いに負担に感じていないから楽しく続けられている」と秘訣を話す。誕生日と年末には訪問するが、普段は「電気がついているか」「洗濯物が干してあるか」などを確認する程度だという。
今回の表彰には一同驚きと謙遜の様子。ただ、高齢化の波を肌で感じているため、「この表彰を機に活動を知ってもらい、協力する人や体制がより整っていってほしい」と話していた。
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