1月4日から開催された「第69回全日本バレーボール高等学校選手権大会」に出場した大和南女子バレーボール部(井上和昭監督)。準々決勝で今大会を制した下北沢成徳に敗れたが、公立高校では唯一のベスト8となった。
県予選大会では1セットも落とさず、12年連続13回目の出場権を獲得。初戦敗退に終わった昨年の同大会の悔しさを晴らすべく、センターコートで試合が行えるベスト4を目指し、3年生の宮田あかり主将を中心に部員43人全員が力を合わせて練習に励んできた。
1回戦の長岡商(新潟)では、選手に硬さがみられる中、勝利を引き寄せたのは、宮田主将のスパイクだった。「宮田の頑張りがなければ負けていた」と井上監督。25対23、26対24で一進一退の攻防を制した。
2回戦の古川学園(宮城)では、選手の緊張もほぐれ、終始リードし25対17、25対22で勝利。3回戦の国学院栃木(栃木)では力の差を見せつけて25対14、25対12で圧勝し、ベスト8に進出した。
ベスト4をかけた下北沢成徳(東京)では、昨年女王の前に一方的な展開。12対25、11対25で敗れた。「目標のベスト4に届かず、納得のいかない結果になった」と宮田主将は悔しさを滲ませた。
井上監督は「公立高校としては唯一のベスト8となり、残念な中にも自信と誇りを持てた。多くの市民の方が応援に来てくれたことも後押しとなった」と感謝の言葉を述べた。宮田主将も「皆さんの応援、サポートがあってこその結果。今後も大和南の応援よろしくお願いします」と話した。
|
|
<PR>
大和版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>