大和版 掲載号:2017年2月24日号 エリアトップへ

念願の自治会館が完成した百合ヶ丘自治会で会長を務める 伊藤 俊郎さん 上和田在住 75歳

掲載号:2017年2月24日号

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笑顔が咲く場を作りたい

 ○…「一生懸命奔走して完成しました。今は皆と喜びを分かち合っています」。57年の歴史を持つ桜ヶ丘地区最北端の百合ヶ丘自治会に、念願の自治会館が誕生した。3つの出来事が運命的に重なり立ち上がった建設計画。会長就任当時から地域の活性化を願っていただけに、完成した今は感慨深いものがある。

 ○…地縁法人化や補助金の申請など次々と壁が立ちはだかった完成までの道のり。会長として心がけたのは、住民一人ひとりの考えを聞き、最善の方法を見つけること。全体の間取りや館内の設備に至るまで真摯に耳を傾けた。「土地などを遺贈してくれた大塚サクさんの自治会への熱い思いが、未来まで長く地域に残り続けてほしい」。その思いは一切揺らぐことなく、大塚さんの名を冠した地域交流の場が完成した。

 ○…会津若松で生まれ、野球に没頭した少年時代。発電所の技術者だった父の影響もあり、大学は理工学部に進学した。入学後、偶然隣に座った人に誘われ自動車生産研究会に入会。「当時は車自体が珍しかった。エンジンを分解して、また組み立て直した後に正常に動いたときは感動した」と当時の興奮は今でも鮮明に覚えている。卒業後「いすゞ自動車」に就職。生産効率を高めるためにラインを改善していく業務を担い、名車『117クーペ』にも関わった。技術者の経験を生かし、定年後は昨年3月までの10年間、電気通信大学の特任講師を務めた。

 ○…約10年前に聴いた講演に感銘を受けてネパールの貧困問題に関心を持ち、現地に学校を建てる活動をしている。「現状を把握し改善できることを援助する。自動車の生産ラインで培った思考が意外にも役立っている」と笑顔。その思考は自治会館建設でも活き、自治会の未来を決める大きな道標となった。自治会館落成式の日にネパールに発った行動家は、住む街にも、遠い国にも、人々の笑顔が咲く場を作り上げている。

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