大和版 掲載号:2017年4月21日号 エリアトップへ

大和日本語教室の代表を務める 酒井 達男さん 海老名市在住 68歳

掲載号:2017年4月21日号

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一張一弛、日本語で伝える

 ○…20か国以上、80人近い外国人が集まった「教室」で柔和な笑顔を浮かべ、日本語で優しくゆっくり語りかける。日本語が通じない人もいたが「(皆が)英語が解るわけでもありませんから」と意に介さない。自身も多数の外国語に精通しているわけでもない。優しさと厳しさを併せ持つ「日本の父親」の姿が見て取れた。

 ○…生まれてから大学まで川崎で過ごす。日立に就職。サラリーマン生活を送っていたある日、新聞に掲載されていた”日本語教師養成講座”の文字に心ひかれた。今から30年以上も前のことだ。「国語が好きで、外国文化に興味があった。ビザで困って助けられた経験もあるので、日本語で外国人の手助けができれば」などの理由で受講、資格を得た。時を期せずして、当時南林間にあったインドシナ難民のための定住促進センター退所者のボランティアを頼まれる。翌年には日立を退職、日本語学校の教師として再就職した。当時の決断が、すべて現在の活動につながっている。

 ○…日本語教室には毎年200人ほどが登録する。上級クラスには20年以上通う人もいる。「彼は5年ぶりに参加してくれたんですよ」と再会を喜ぶ姿は、母校で待つ恩師のようだ。日本語の上達は「間違えたら直す。その場で直すと忘れない」とコツを語った。

 ○…好きなものは旅行に読書、コーヒーにパン。そして猫。「癒されます」という猫の話に水を向けると「話し出したら止まらないですよ」と不敵な笑みを浮かべる。家では飼っていないという答えに、首をかしげていると、取り出したスマートフォンに映し出されたのは、宝物というクリスタルの猫の置物。さらには1万年前には日本にも生息していたというオオヤマネコ、還暦のお祝いにもらったという大きなトラのぬいぐるみ。猫ではなく「ネコ科」の動物全てが好きのよう。話はライオン、ピューマ、ユキヒョウにまで拡がり、本当に止まらなくなった。
 

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